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アメリカ人夫と息子の3人で中国北京に駐在中。いつのまにか泳げるようになっていたぼんぼん。


by snakeinbeijing
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週末なのに・・・

土曜日の夜、夫の上司宅でのディナーによばれた。ゲストリストを見ると、はるか遠くカリビアン、バルバドスから来るビジネスマン夫婦と私達の2組だけ。マジ~?なんでバルバドスの人をもてなすのに私達が?とにかく久々の公務なのでちょっと緊張気味でのぞんだ私。行く前に夫からの注意事項の再確認(いつもなんです、これ)。サルは私に外出してほしくなくて、「そのドレスかわいくない。その靴もおかしい。」などどけちつけるし、やな感じ。

6時半、ぴったりに上司宅に到着。夫人は白のカシミヤのセーターに同じく白のパンツ。首には彼女が大好きだという中国産のパール。仕上げには白地にオレンジの竹模様が入った日本の羽織。こういうファッション、西洋人ならではだと思う。私がやるとやっぱりちょっと変かなあと思う。さて、これで普通はゲストも時間通りに着くはずなんだけどなんか遅れてるなあ。30分、上司夫妻と私達だけのカクテルタイム・・・疲れる。まあ、今までこういう機会がなかったのがおかしいんだけど。いろいろ個人的な話もできてよかったというか、なんというか。結構まじでテニスに取り組んでる夫人に強力に仲間に誘われて困った~。だって、噂では一度仲間に組み込まれるとなにはさておき、毎週のテニスにははせ参じなきゃいけないって聞いたしね。

あと5分待ってこなかったら食べようなんて行ってる時にやっとゲストが到着。奥さんフランス人だし、ヨーロッパでは30分遅れは普通だよね。それにしてもこのフランス人マダム、グリーンのスリップドレスに茶色のジャケット、茶色のストッキングに茶色の靴。そして、なんともいえずにいい感じにつかいこんだこげ茶色のバーキン。小指には貴族のしるし、紋章入りの金の指輪。久々にエレガントなヨーロッパのマダムに会ったって感じ。やっぱりアメリカ人にはだせない雰囲気よね。なんせきょうは6人。円卓にしつらえたディナーテーブルで、私は上司とそのゲストの間。前の夫を見ると、その後ろの壁には大統領の肖像画。そうだった、今日は先の選挙の話はしないほうがいいんだよね。でもさあ、私の口を挟む隙もないほど、このゲストがしゃべりまくるのなんのって。おかげで食事に専念できましたよ。ま、大統領の大学の同級生っていう上司に、このゲストは毎年バルバドスに来るイギリスの首相を「トニー」って呼び捨てにしてるし、私なんかおよびじゃないんだけどさ。

3時間半のディナーがやっと終わった・・・・今日のワインは下記の通りです。

Joseph Phelps Chardonnay 2000
Chappellet Napa Valley Cabernet Sauvignon 2000
by snakeinbeijing | 2006-11-12 11:09 | Party